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26 January

まるで校則違反した高校生の言い訳のような。: 国会代表質問 野田首相

代表質問で、谷垣総裁は、野田首相が前回の総選挙の際に「マニフェストに書いていないことはやらない」と演説していたことを取り上げて、消費税増税は公約違反だと追及した。

谷垣総裁は「一体改革のマニフェスト違反は明らかです」、「当時の演説を撤回されるのか、マニフェスト違反を正直に認めるのか、どちらか明確にお答えください」とただした。

野田首相は「行き過ぎや言葉足らずの点があったら素直に反省し、国民の皆様におわびいたしますけれども。消費税の引き上げは、2014年4月を予定しております。これは現在の衆議院議員の任期終了後でありまして、当然、引き上げの前には、総選挙を行うことになります。したがって、公約違反ではありません」と述べた。

FNNニュース: 国会代表質問 野田首…

開いた口がふさがらない思いをしたのは今回だけではない。

消費税の増税法案を通した後、実施前に選挙をやって信を問う、というわけのわからないことも言ってましたっけ。

野田首相に限らず、民主党の宰相3代とも開いた口がふさがらない念いを何度もしたが、これではあまりにも真摯さに欠ける。

「衆議院の任期中(4年間は)増税しない」と言えば、ほとんどの人は任期中に増税の決定もしない、と思うだろう。

こんな、悪く言えば、詐欺まがい、よく言って校則違反の高校生の言い逃れをして、それでも増税したいという真意は何なのか?

ホルムズ海峡が封鎖されれば、原油、電力、ガソリン、衣類など、石油関連製品が高騰することが予想される。

デフレで給料は上がらない、納める税金は増える、それに加えてデフレなのに石油を原料とするもの(生活必需品が多い)の値段は上がる、となれば景気はますます悪化するにきまっている。

この国を奈落の底に突き落とし、国民に塗炭の苦しみを味わわせようとしている野田首相の、即時退陣を強く求める。