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02 July

「中国共産党創設90周年」に寄せて―一党独裁をやめて、自由化、民主化を強く願う。

【北京】インターネットが普及し、反体制的な空気が強まる中で、その正統性を高めようとしている中国共産党は1日、創立90周年を迎える。党は塗り直した近代史の正しさを改めて主張するために、あらゆるキャンペーンを展開している。

中国共産党、創設90周年 – WSJ日本版 – jp.WSJ.com

幸福実現党は立党してまだ2年ですが、中国共産党は創立90周年を迎えました。中華人民共和国は建国62周年。

かくも長い文明実験を続け、いまだにその過ちに気付かないのか、過ちを認めず糊塗し続けるのでしょうか(おそらく後者でしょう)。

13億もの民をまとめるには、自由主義では無理だと固く信じているのでしょう。

しかし、統治する側にとっては統治しやすいシステムではあっても、統治される側にとっては、抑圧、圧制という代償を支払わなければならない。たまったもんじゃないですよね。

あまりいい体制とは思えません。

そして、このような体制の中国が、軍事的拡大を続け、アジアに覇権を広げようとしていることに対して、アジア各国は大変な脅威を感じていることは改めて言うまでもありません。

これも繰り返し訴え続けていることですが、ハッキリ言えば、このままであれば近々(早ければ数年以内に)、日本は中国の植民地か属国になる可能性が大きいのです。

日本人の多くは、未だに空気と水と平和はタダだと思っておられるでしょうから、なかなかピンと来ないかもしれませんが。

しかし、水はペットボトルで売られ、お金を出して買うことも多くなってきました。

空気も、放射能が心配だったりします(国内のそれより黄砂とともに彼の地から飛んでくるほうが怖いという説は有力だと思います)。

平和にだって、いや、平和維持にこそ、代償はいるのは当然でしょう。

日本国民が、国防の危機に対してしっかりと目覚め、備えをすることは当然のことながら、中国に対しても、自由化、民主化のアプローチは必要です。

中国共産党が「塗りなおした近代史の正しさを改めて主張するために、あらゆるキャンペーンを展開」するならば、
私たちも、中国が自由で民主主義的な国家になるために、あらゆる知恵を使って、よき影響、感化を与え続けていくでしょう。

何しろ、日本は、これから世界の平和と繁栄をリードする、リーダー国家としての使命があるのですから。

日本こそが、希望の大国なのですよ。

「日本の繁栄は、絶対に揺るがない」。これも、繰り返し訴えていきましょう。