reblog, 私の意見
20 May

菅首相には即刻退陣を求める―サミット出席は民意にかなうのか?

自民党執行部は、内閣不信任案を26、27両日の主要国首脳会議(仏ドービル・サミット)後に提出する方向で最終調整に入った。党内にはサミット前の提出を求める声も強いが、谷垣禎一総裁はなお慎重姿勢を崩さない。6月1日に菅直人首相のサミット報告を兼ねた党首討論が予定される。ここで福島第1原発事故の対応などを徹底追及し、不信任案提出の動きを加速させる。そんなプランが有力となりつつある。

谷垣自民正念場、いつ出すのか不信任案 「6・1」から秒読み!?+(1/2ページ) – MSN産経ニュース

この状況下、不信任案提出には、大義がある。

自民党の領袖たちの言い分は、正論だ。

いま、必要なのは、国難を突破するために、戦う姿勢だ。
それは、正義の実現ための戦いである。

菅首相の身内ともいえる西岡参議院議長すら、サミット前の退任を求めているというのに、谷垣総裁の態度は、何とも弱腰だ。

かつての「加藤の乱」のときに、不信任票を投じに本会議場に向かおうとする加藤紘一氏を止めた姿と二重写しに見えるのは私だけだろうか。

要するに、谷垣氏は「戦わない人」だ。平時ならば、それでも良いかもしれない。
しかし、いまは、(その元凶たる民主党自体もこの言葉を使うのは笑止だが)まさしく「国難」なのだ。

第2党の自民党総裁がこのような優柔不断では、国難突破はもとより、震災復興も心もとない。

もはや自民党も当てにならない。

多くの国民の声は、「内閣不信任」だろう。

私たちは国政に議席を持たず、その力いまだ微力なりといえども、正義の実現のために、正々堂々と、怯むことなく、正論を訴え続け、行動し続けていく。

菅首相の即刻退陣を求めるものである。