「中央集権」は間違いか。
中央集権は明治から戦前までの旧い体制で、地方分権こそが近代的であり常識と思っている人が多いのではないでしょうか。 そんなふうに学校でも習ったような気がします。 下手をすると「中央集権」=軍国主義、みたいに思っている人もいるのではないでしょうか。 確かに中央政府が「上から目線」で何でもかんでも押し付けてくるようだと地方はいい気はしませんし、あまりに度がすぎて自由がなくなると、反乱でも起こしたいみたい…
中央集権は明治から戦前までの旧い体制で、地方分権こそが近代的であり常識と思っている人が多いのではないでしょうか。 そんなふうに学校でも習ったような気がします。 下手をすると「中央集権」=軍国主義、みたいに思っている人もいるのではないでしょうか。 確かに中央政府が「上から目線」で何でもかんでも押し付けてくるようだと地方はいい気はしませんし、あまりに度がすぎて自由がなくなると、反乱でも起こしたいみたい…
「脱原発」を争点にしようとする東京知事選候補者。 普天間基地の辺野古への移設を阻止するという沖縄県名護市長。 「地方分権」の流れと軌を一にしていると思われますが、「国家」なるものを「悪」と見なし、中央政府が大きな力を持つことは国民を圧迫し、不幸にするという思い込みが強くある、ないしは”洗脳”がなされている、と見るべきでしょう。 しかし「東日本大震災」のような大地震や大津波など、予測不能な巨大な災害…
日本経団連と日本商工会議所は31日、東日本巨大地震による被災地の復興に向けた提言を相次いで発表した。 いずれも政府の強い指導力で、早く復興計画を作るよう求めている。 経団連は、東北地方にまたがる広域の復興を進めるため、道州制の導入などによる自治体の連携を求めた。 日商は、被災した中小企業への税制優遇や、リーマン・ショックのときを上回る金融支援を求めた。 いずれも、大規模な補正予算による復興を目指す…
◆「地球市民」ではなく、「地球人」 この「地球人へのパラダイム・シフト」という言葉は、幸福の科学グループ総裁・幸福実現党創立者兼名誉総裁の大川隆法先生が、去る12月4日、横浜アリーナにて行なった説法「世界宗教入門」のサブタイトルです。 ここでいうのは「地球人」であって、「地球市民」ではないということを念のため申し添えておきます。 「地球市民」というのは、一見、耳に聞こえのいい言葉ですが、これは国家…
古代中国の国体について 中国が統一国家となったのは、秦帝国以降である。 それまでは、いくつかの国が分立していた。 夏→殷(商)→周と王朝が続いたが、これらの王朝は、諸侯を統べる盟主であり、中国全体が統一国家だったわけではない。 周末~春秋・戦国時代を経て、秦の始皇帝により、統一国家が誕生したわけだが、諸侯が王を名乗り始めたのは、戦国時代からである。 つまり、緩やかな連邦制であったと言ってよい。 そ…