私の政策
03 May

「憲法記念日」街頭演説@金沢市香林坊

本日、令和元年5月3日、昨日に続いて、さわやかな五月晴れの空の下、令和の御代で初めての「憲法記念日」。今年も香林坊アトリオ前にて、街頭演説を行ないました。

民主主義を担保するもの、それは「考える国民」の存在です。
「民主主義はいいもんだ」と無前提に思い込んでしまいがちですが、これもやはり考えるという作業が必要です。
民主主義には長所もありますが、欠点もあります、というのが正しい答えでしょう。
完璧な制度ではないにしても、私は、そしてほとんどの人々は、民主主義を支持していると思います。
それは最善ではないけれども、独裁者によって国民が弾圧されるような最悪を防ぐ上では良いシステムと言えます。
しかしそれでもヒトラーのように、独裁者が民主制の下で生まれる可能性はゼロではありません。
逆に、独裁制であったとしても、大変徳ある指導者であるならば、国民は幸せである可能性もあります。
徳ある、とまでは言えないでしょうが、カダフィに支配されていた頃のリビアは、それなりに自由があり、繁栄しておりました。カダフィの治世が完全に正義とは言えないとしても、イスラム原理主義により弾圧されているような社会よりはまし、という見方もあるはずです。

このように、世間で言われていることを、無前提に、正しいこと、と捉える目から少し離れて、白紙の状態で、見て、考える、という作業が、主体的に人生を生きる人間にとってとても大切な行為であると思うのです。

その意味でも、憲法について考えを巡らせることは、主権者である国民の義務とも言えるのではないでしょうか。
考えていないと、お上の言う通り、となって、為政者によって好き勝手に改変されたり、変えなきゃいけないのに、ずっと変えずにいられたりもします。

「憲法記念日」を機縁として、改憲・護憲・加憲、いずれにしろ、自分の頭で憲法について考えてみよう、という機会となれば幸いと思います。

街頭演説にお集まり下さいましたスタッフの皆さま、支援者の皆さまに心から感謝致します。

令和の御代が素晴らしい時代となりますよう、皆さまの幸福実現のお役に立てますよう、堅実に、着実に、努力を重ねてまいります。
司会を引き受けて下さったA.Kさん。
急に写真をお願いしたR.Mさん。
快く引き受けて下さってありがとうございました。
若い青年女子の活躍に期待します。
先輩のお姉さま、お兄さま方も、ご支援まことにありがとうございました。
私たちもも生涯現役で百歳まで頑張りましょう。