私の意見, 私の政策
07 April

世界を救う農業革命!

ついに消費税が上がりましたね。
3月の駆け込み需要、そして4月に入ってからも、各企業の皆さまは、それぞれに努力され、苦しいながらも何とか頑張っておられるようです。
増税分を値上げしないで何とか吸収しているところあり、価格にそのまま転嫁せざるを得ないところあり、それぞれですが、全体的にはまだそれほど大きな不景気にはなっていないように感じます。
もちろん、私は不況を望んでいるわけではありませんが、普通に考えれば、消費が冷え込み、景気は悪くなるだろうと予想できます。
しかしここは何とか踏ん張って、不況にならないように、と祈るような気持ちです。
しかし、不況にならないならならないで、次は消費税10%が待っていますから、痛し痒し、というところですね。
高速で進む「少子高齢化」をにらんで、社会保障を手厚くしたい、という、動機自体は優しい心からスタートしているのかも知れませんが、結果としてはやはり働く世代の負担が重くなり、窮屈な、社会主義的国家になっていくように思います。
「成熟社会」と言えば聞こえはいいですが、結局「緩やかに衰退していく社会」という意味ではないですか。
国家のリーダーとしての気概は、やはり無限の発展を目指す、というところが大事ではないでしょうか。

私は、日本が世界のリーダーになるべきだ、と思っています。
それは、単に、自分の妄想とかではなく、日本にはそのような運命というか、天命というか、使命というか、があると思うのです。
日本が繁栄することで、世界の平和と繁栄に貢献することができる。素晴らしいミッションではないでしょうか。

様々な分野でその貢献ができると思いますが、きょうは、農業を考えてみたいと思います。
安倍政権も成長戦略の一端として、農業改革に取り組むようですが、有り体に言えば、手厚く保護され続けている産業に未来はないと言わなければなりません。
かくいう私も、旧鳥越村の山奥に生まれ、山と田んぼと畑に囲まれて育ちました。ある意味で、減反などの保護農政を享受して来たひとりではあるので、少々心苦しいのですが、農業を続ける厳しさや農作業のつらさを多少は知っている者として、あえていいたいと思います。
時代は変わりつつあります。農家の平均年齢が65歳とか、補助金に投入される莫大な税金とかを考えると、このままであればじり貧です。
「改革」、などでは間に合わず、「革命」が必要なのではないかと思います。
きょうは、制度的なことではなく、技術的、あるいは経営的な観点から、農業革命の目指すべき方向について述べたいと思います。

方向性、生き筋としては、2点あります。

一つは、食糧の大量増産体制をつくることです。
現在ただいま、飢餓人口は5億とも10億ともと言われています。日本では想像しがたいことですが、こうしている間にも、世界のどこかで餓死している人がいます。
加えて、地球は人口が爆発しています。先進国は基本的に少子化が進んでいますから、貧しい国々の人口が爆発しているということになります。
世界的に食糧不足になるのは目に見えています。
放置しておけば食糧、エネルギーの奪い合い、紛争・戦争が始まります。
安価で、効率の良い食糧を、簡単に量産できるシステムを、大急ぎで開発する必要があります。
いくつかのアイデアはありますが。注目すべきものの一つは昆虫です。
牛や豚は食用に供するようになるためにはその10倍ぐらいの飼料が必要といわれますが、昆虫だと2倍と言われています。
ちょっとキモい感じがするかも知れませんが、世界では昆虫を食する文化はかなりあるようです。
日本でも、戦前はイナゴを食べてました。
戦後生まれの私は、イナゴは食べたことはありませんが、山の中で育ったので、ハチの子は食べたことがあります。
昆虫以外にも、変えるとかカタツムリとか、エビとかを食べる文化は世界にあります。
多少グロテスクに感じるものは、形を変える必要があるかも知れませんが、とにかく食糧増産を急がねばなりません。
ここに、日本農業の生き筋を見いだすことは可能ではないでしょうか。

もう一つは、高付加価値戦略です。
比類ないおいしく、しかも安全な農産物をつくって、世界中の富裕層に食べさせるのです。
中国の富裕層は、中国産の米は危険だからと食べずに、日本のおいしくて安全な米を、高いお金を出して買っています。
「ルビーロマン」は一房40万円の値がついたりします。
名前は似てますが、「越のルビー」でもキロあたり1000円以上で売られます。
神戸牛や松坂牛は、ステーキだバーベキューだとあれほど肉を食べるアメリカ人も腰を抜かす、とろけるようなおいしさです。
アメリカ人には、牛にビールを飲ませて肉を柔らかくする、なんていう発想はないのでしょう。
日本人、特に農業をやるような方は、丹精しますから、非常に高付加価値な農産物を次々と作り出せるのではないでしょうか。

ローコストで簡単に大量生産でき、さらに安全性の高い、食糧増産体制をつくること、
そして、効果で高付加価値の、味と安全を極めたような農産物をつくること、
この2点で、日本の農業は、世界の食糧危機から来る戦争から平和を守り、さらに高付加価値の食品を提供することにより、繁栄を作り出すことができます。
すなわち、世界の平和と繁栄に貢献することができるのです。

日本は、ほんとうに夢の国です。
そして、その夢を、実現していかなければなりません。
誇り高く高貴な国・日本。
その高貴なる義務を果たす世界のリーダーとなるときが近づいていると信じます。

きょうは、久しぶりに金沢市東長江にて、辻立ちを致しました。

金沢市東長江にて(1)
金沢市東長江にて(1)
金沢市東長江にて(2)
金沢市東長江にて(2)

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2014 04 07 金沢市東長江での辻立ち