04
June
「原発全廃」を提案する大阪市長のポピュリズム
関西電力株の約9%を保有する筆頭株主の大阪市は4日、関電の大口株主の約140法人・自治体と議決権行使助言会社に対し、「可及的速やかな全原発の廃止」などを求める同市の株主提案への賛同を呼び掛ける橋下徹市長名の文書を、発送した。
「原発全廃」提案、賛同を=関電大株主に文書—大阪市 – WSJ.com
客観的に見て、日本の原発は世界一安全だ。
福島第1発電所の事故は、それを見事に証明した。
当時の菅首相のミスジャッジがなければ完璧だった。
「原発全廃」を提案するなど、狂気の沙汰だ。
少なくとも、現実に市政に責任を負っている立場にある人のいうことではない。
エネルギー政策、安全保障の面からも、日本は原発およびその技術を、決して捨てるべきではない。
福島に「放射能被害」などなかった。
あるのは風評被害、報道被害だけだった。
橋下徹市長はポピュリズムの極致だと言わなければならない。
我らが心配すべきは、中国や北朝鮮の核実験であり、彼らの安全性が保障できない原発のはずだ。
繰り返すが、日本の原発は世界一安全であり、その技術は世界一だ。
決して捨てるべきではない。
原発を廃止したら、日本は滅ぶだろう。