私の政策
01 April

のと里山海道

昨日3月31日正午より、能登有料道路が無料となり、「のと里山海道」となりました。また、田鶴浜道路、川北大橋も無料となりました。

早速、きょう、「のと里山海道」を使って、柳田IC~内灘ICを走りました。
平日とあってか、それほど交通量は多くなく、料金所でいったん停止する必要もなく、快適に走れました。

「高速道路の無料化」は、1998年6月に、幸福の科学出版から発刊されている雑誌「The Liberty」の特集記事「高速道路をフリーウェイ(無料)に!」で発表されたものです。http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=128

当時、所得税減税も、低金利政策も効かない景気後退に対する、不況脱出の秘策として提言されたもので、実質減税をねらったものです。

この案は、全国の高速道路を無料にするというもので(2009年の総選挙で某党が真似て、マニフェストに乗せ、政権を取ったものの、結局一部で実験的に無料化しただけで、東日本大震災が発生し、以降、「一時凍結」という事実上の中止になっています)、家族旅行が安く行けたり、マイカー需要が高まったり、物流コストの軽減により、物価も下がり、景気拡大することをねらいとしていました。

のと里山海道の無料化は、石川県だけのこととはいえ、経済効果が大きいものと期待したいと思います。

何といっても、関所のように止められ、通行税を払うような感覚がなくなったのは快適でした(料金所の人たちはみなさんさわやか収受に努められ、印象はよかったのですが)。

インターチェンジやサービスエリアをもっと充実させて、ぜひ、町興しにもつなげていただきたいものです。

現在、穴水までののと里山海道ですが、ぜひ輪島まで繋げるべきだと思います。

また、JR七尾線、のと鉄道がますます苦戦するのではないかと危惧する方もおられることと思います。
東京―大阪間で言えば、新幹線も高速道路も飛行機もありますが、共存しています。
里山海道も鉄道も、お互いのサービスを切磋琢磨し、共存共栄していく道を見出したいものです。

鉄道について一つ挙げれば、金沢―羽咋間は、普通列車で1時間ほどですが、いかにも遅いです。特急にもまれに乗りますが、「これが特急?」と思ってしまうほど、のどかです。
あと、切符を買うのも、窓口ですごい時間がかかったことがあります。
この辺のスピード感覚やサービスマインド、そのほか、まだまだ創意工夫する余地はあるのではないでしょうか。

ぜひ、がんばっていただきたいものです。