03
February
情けない防衛相の対応:沖縄防衛局長3日にも更迭 防衛相、続投困難と判断
田中直紀防衛相は2日、米軍普天間基地がある沖縄県宜野湾市の市長選(12日投開票)を巡り沖縄防衛局の職員に投票を呼びかける講話をしていた真部朗局長を3日にも更迭する意向を固めた。講話問題に沖縄県側の反発は強く、局長の職務を続けるのは困難と判断した。3日の衆院予算委員会での真部局長の参考人招致後に最終判断する。
沖縄防衛局長3日にも更迭 防衛相、続投困難と判断 :日本経済新聞
特定の候補への投票依頼をしたのかと思ったら、そうでもなさそうな。
投票の呼びかけならば、まったく法律上問題ないではないか。
「防衛省は『今回の講話は政治的中立性は保たれており、服務規程違反はない』との立場」だといいます。
だったら、何の問題もない。
しかも、過去5年間、各選挙で投票呼び掛けていた(WSJ日本版)そうだから、なんで今回取り立てて問題視するのか。
このようなどうでもよいことを取り上げるとは、よほどマスコミも暇なのか、昨年11月に更迭された前局長に引き続き、沖縄防衛局長を悪者にし、基地移設問題で反対運動を優位に導きたいためなのか。
このようなどうでもよい問題に毅然とした対応ができない政府も問題あり、部下を守れない田中防衛相もリーダーとして不適格であることを改めて顕わにしました。
批判している自民党も情けない。
安全保障問題で協調することは増税で同調するよりよほど大事なことではないか。
国民の生命・安全・財産を守ることこそ、増税などよりよほど不退転で臨まなければならない重要課題だと思うのだが、このような些末な問題で遅滞を生じさせてはならないと思います。