私の意見
01 January

謹賀新年

皆さま、明けましておめでとうございます。

昨年も、あっという間の1年でした。

様々なことが起こりました。日本はもちろん、世界、さらには宇宙。
また私個人や職場、個人的な人間関係の範囲内でも、様々なことがありました。

私の中で、特に強烈に印象に残っているのは、やはり何と言っても3・11東日本大震災です。
これはおそらく多くの皆さまと共有できることと思います。

その他にも、ごく最近では北朝鮮の金正日総書記の死去。
また、民主党政権の3人目の宰相、野田首相の、最初は震災復興に託けて、次いで社会保障都税の一体改革を叫んでの、「不退転」の増税路線。

微力ながらも、日本と世界を発展繁栄させたいという志と気概は持っていたいと願う私にとっては、「成熟国家」という名の下に、成長を目指さないという考えには、どうしても納得がいきません。あるいは「下山の思想」もそうです。
経済成長がないままに格差をなくそうとするならば、豊かな人から貧しい人への所得移転しかなく、それはみんなが貧しくなる社会です。

世の中に何らかの価値を生み出すことが、富を形成することになります。
日本が今以上に豊かになり、世界中からいろんなモノやサービスを買ってあげることにより、世界と共存共栄し、世界を豊かにすることができるのです。
人口100億人時代に向かう世界を繁栄させるのは、日本の使命です。

宗教修行には悟りと救済を目指す無限の道程があるように、政治が可能性の技術である以上、政治には、最大多数の最大幸福を実現する、無限の可能性があります。
この両者は、究極において融合してゆくこと、宗教立国が理想であると考える所以です。

浅学菲才の身ではありますが、この両者のいずれからも逃げることなく、たとえ亀の如き歩みではあっても、ただひたすらこの道を歩んでまいりたいと思います。

少しでも皆様の幸福実現のお役にたてますよう、今年も努力を重ねてまいります。ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

皆さまのご多幸とご健勝を祈念申し上げます。

2012年元旦
みやもとさとし