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28 October

「希望の種」は口先だけか。: 野田首相、所信表明演…

野田首相は28日、衆参両院の本会議で所信表明演説を行い、震災復興や円高対策のための第3次補正予算案と、その財源となる臨時増税法案の早期成立の必要性を訴え、野党や国民の理解を求めた。

野田首相は「被災地の復興、原発事故の収束、そして日本経済の立て直しを大きく加速するためにも、1日も早く第3次補正予算とその関連法の成案を得て実行に移すことです」、「復興財源の確保策を実現させ、未来の世代の重荷を少しでも減らし、国家の信用を守る大義をともに果たそうではありませんか」、「すべての国民を代表する政治家としての覚悟と器量を示そうではありませんか」、「希望の種をまきましょう」と述べ、第3次補正予算案と臨時増税法案について、野党との協議を経て成立させる必要性を強調し、国民に増税の負担を強いる覚悟を与野党に求めた。

FNNニュース: 野田首相、所信表明演…

この度の野田首相の所信表明演説に関しては、
共産党の志位委員長の「総理がまこうとしているのは、国民にとって災いをもたらす不幸の種ばかりだ」というコメントに完全に同意する。

「復興財源の確保策を実現させ、未来の世代の重荷を少しでも減らし」と本当に思うならば、絶対に増税はするべきではない。

国民に増税を強いて、どうして「希望の種をまきましょう」となるのか。

一方で、「経済成長による増収」は具体策が見えてこない。
未来に繁栄する国家ビジョンを示すことこそ、「希望の種」と思うのだが。

なんとしても「増税国家」への道は、阻止せねば。