reblog, 私の意見
03 September

頼りない内閣に期待せず、国民一人一人が自由と繁栄への道を歩もう。

共同通信が2、3両日に実施した全国緊急電話世論調査によると、野田内閣支持率は62.8%だった。政党支持率も民主党が27.2%で、自民党の23.6%を上回った。挙党一致を掲げた野田政権への国民の期待が表れた。不支持率は18.1%。

野田内閣支持62%、小沢氏処分解除に反対77% 共同通信世論調査 – MSN産経ニュース

難問山積みの、国難の時に、こんな布陣しかできないというのは、
ある面、日本国民の運の悪さを物語っていると言えましょう。

しかし、これは民主党に政権交代したときから、わかっていたことではあります。

民主党政権になって3代目の内閣ですが、
前任者の低支持率に比べれば支持率62.8%とは。

多分にご祝儀であろうし、多少は期待値が含まれているだろうとは思いますが。

しかし、常ならば「ご祝儀」で済まされようが、この「国難」の時に、「ご祝儀」では済まされない。

60%の支持率は、国民の信任を得ているなどと慢心せず、
「小心翼々」として、国政に当たっていただきたいと思います。

しかし、その布陣を見ると、

幹事長は、日教組のドンと言われる方。

消費者相兼拉致問題担当相兼国家公安委員長はすでに「拉致軽視」と野田首相の姿勢への批判が出ている。

厚生労働相は、「子ども手当」の生みの親、過激なジェンダーフリー論を振りかざす。

法務相は、民主党「リベラルの会」で代表世話人を務めたこともある方。

防衛省は、同郷の人なのであまり悪く言いたくはないが、安全保障について、関心を持っていたとは寡聞にして知らない。
さっそく「素人だから文民統制…」と発言して物議を醸してしまった。
少なくともきっちりとした安全保障の哲学や、国防の気概なくして、
中国の軍事的脅威や沖縄の基地移転問題という難問を、どう乗り切るのか。

財務相は、唯一?の「サプライズ」と揶揄されるのは、やはり経済、財政に通じているとは思われないからだろう。
この人は、増税したい野田首相が使いやすいということではないだろうか。

行政刷新・公務員改革相は、「仕分けの女王」がゾンビのごとく、復活。

などなど、野党から見れば突っ込みどころ満載の内閣ではないですか。

首相自身も、「A級戦犯は戦争犯罪人ではない」と、少しは骨のある発言もしたが、「靖国神社には在任期間中は公式参拝しない」と発言するなど、すぐに腰砕けになりました。

要するに、この布陣を見る限り、リベラル・左翼内閣であり、
北國新聞の社説でも「『実務型内閣』とは言い難い」「必ずしも『適材適所』と這い難く、自民党政権時代の派閥均衡型人事に近い」とバッサリ斬っているのは、正鵠を得ています。

どうみても「党内融和」を最優先した布陣であり、
「面倒なことは先送りし、なんとか民主党代表任期の1年は持たせたい。
解散しても選挙には勝てないから、衆議院の任期の2年を持たせたい」
という気持ちが伝わってくるようです。

つまり、口では「国難」と言いつつも、
国難に立ち向かい、打破しようという気概が感じられないのです。

しかし、私たちは、苦難をばねに、
ピンチをチャンスに変え、
必ず、もっと発展することができます。

それは、国民である私たち一人一人の意志次第です。

それは、「発展をとるのか、それとも現状維持以下をとるのか」
その選択です。

「発展をとる」と勇気をもって言う人の数が多ければ、
その集合想念として、国家全体が発展へと向かいます。

「現状維持でいい。なんとか国に面倒見てもらって、老後を送れればいい」
という人が多ければ、国家は衰退に向かいます。

幸い、まだ全体主義国家、社会主義国家ではない日本には自助努力によって道を開ける可能性が残っています。
企業家精神に満ちた人々が、繁栄を生み出します。

このまま、左翼ドロドロ内閣によって、日本国が溶融してしまわないよう、
何とか増税を止め、国防を全きものとし、新しい坂の上の雲を目指し、繁栄の道を歩まなければなりません。

この国が社会主義化してしまわないよう、「自由」を守り抜かなければなりません。

私たちは、高貴なる「自由の大国」を目指します。
真なる自由こそが、人間に最大の幸福と繁栄をもたらすと信じるからです。