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21 June

共和大統領候補までもが「孤立主義者」になっていくとき、日本の取るべき道は?

【ワシントン時事】米共和党の2008年の大統領候補だったマケイン上院議員は19日放映のABCテレビのインタビューで、来年の大統領選の同党候補の多くがアフガニスタンやリビアからの米軍撤退を唱えているとして、「孤立主義者」と批判した。また、「レーガン元大統領が生きていれば、世界中の人々の自由を擁護しようとしてきた共和党の姿ではないと言うだろう」と嘆いてみせた。

時事ドットコム:共和大統領候補は「孤立主義者」=アフガン撤退論に苦言-マケイン氏

民主党のオバマ大統領だけでなく、
共和党の大統領候補の多くも、ということはアメリカの国論として、
「孤立主義者」的傾向が強まっているのかも知れませんね。

巨額な財政赤字もあり、軍事予算も削減の方向に進むでしょう。

この流れでは、冷戦後のアメリカが唯一のスーパーパワーとして世界の秩序を維持してきた枠組みが崩れることを意味します。

アジアからも同様に手を引いていくでしょうね。

無理矢理な経済成長と軍拡路線をひた走る中国は、アメリカと直接武力を交えることはないかもしれませんが、
かつての米ソに替わる新冷戦を演じ、覇権下の国々に代理戦争をやらせる…
やがてアメリカは凋落し、中国が唯一のスーパーパワーとして世界に君臨する、などというのは最悪のシナリオですね。

こうした情勢下にあって、では日本はどうするのか、ということが今回の具ログの主題です。

日本が取るべき道は、
まず、自由と独立、そして平和を維持しようと決意することです。

そして、アメリカに対しては、「日本との同盟関係を堅持し、日本とアジアの平和を維持するために米軍のプレゼンスが必要だ」と思わせるだけの努力というか、代償が必要でしょう。

さらには、米軍におんぶにだっこという状態から脱しなければいけません。

自衛隊を「自衛軍」と位置付け、集団的自衛権を行使できるようにしなければなりません。

これらは、当然のことながら、戦争をしたいためではありません。
平和を維持するためにどうしても必要なことです。

いわゆる「平和主義者」を名乗る方々からは「いつか来た道」とか「二度と子どもたちを戦場には送らせない」などという非難が囂囂と聞こえてきそうですが。

「座して死を待つのみ」あるいは「奴隷や家畜のようになっても生き延びる」という生き方は、そういう生き方を好まれる方もいらっしゃるとは思いますが、どちらも潔くはないと思いますが、いかがでしょう。

「国家のために、国民のために、愛する人々のために、大切な人々のために、命を投げ出す」という生き方は、なかなかできるものではないし、それができるのは、一握りの、勇気ある人々でしょう。

かつての明治維新の志士たちがそうであったように、
私もまた、日本の新しい夜明けのために、自分の命を投げ出したいと願うものです。