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21 June

日欧共同開発中のゼロ・エミッションの超音速旅客機 パリ―東京が2時間半

【6月20日 AFP】(写真追加)欧州航空防衛大手EADS(European Aeronautic Defence and Space Company)は19日、パリ―東京間を2時間半で結ぶゼロ・エミッション(二酸化炭素排出量ゼロ)の超音速ロケット旅客機「Zehst(Zero Emission Hypersonic Transportation)」を日本と共同開発中であることを明らかにした。

パリ―東京が2時間半、ゼロ・エミッションの超音速旅客機開発中 写真5枚 国際ニュース : AFPBB News

すばらしい!

スーパーコンピュータに続いて、
航空機分野でも、日本の世界最高峰の技術力を活かす時。

いまや航空機は、日本の技術力なくして作れなくなっているといっても過言ではありません。
ボーイング787の機体の35%は、三菱重工、川崎重工、富士重工、新明和工業などの日本企業の技術で出来上がっていますし、
エアバス社のA380の製造にも、横河電機、ブリヂストンなど、日本企業20社が参加しています。

これを機に、航空産業を、日本の基幹産業にしたいものですね。

ただ、2020年までに試作機、2050年ごろ運用開始は、ちょっと遅すぎはしませんかね?

アメリカはケネディ大統領が “we choose to  go  to the moon.”と宣言してから(たびたび引用して済みませんが)10年も経ずして人類を月に送り込みました。

国家にビジョンと意志とリーダーシップがあれば、2020年ごろまでに運用開始できるのではないでしょうか?

リニアモーターカーもそうですが、
現代においては、時間を縮めるものはすべて、
大きな付加価値、すなわち富を生むものです。

自動車産業以上に、すそ野が広い産業と思われますので、
「日本の繁栄は絶対に揺るがない」という強い意志の下で、
ぜひ、基幹産業としての航空産業を興していきたいものです。

余談ながら、このAFP(L’Agence France-Presse)通信、ロイター、中央日報といった海外メディアは、この超音速ロケット旅客機を
「日本と共同開発中」と報じているのに、
不思議なことにネットで見る限り、読売ONLINE、日経電子版、時事ドットコム、Sankei Biz、日テレNEWS24、47NEWSなど、
国内メディアは一言も「日本と共同開発」という文字が入っていないのです。

これは何か意味があるのでしょうか???