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22 May

「風評被害」の尻拭いを中韓首脳に委ねる情けない菅首相の即時退陣を求める

菅首相は21日夜、晩さん会を開き、日中韓首脳会談のため来日した中国の温家宝首相と韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が被災地入りしたことに対し、感謝の意を伝えた。
菅首相は「福島における、あるいは被災地における風評被害をはねのけるうえで、本当に大きな力になったと確信しております」、「多分、あす(22日)はこういったものが売り切れるのではないか」と述べた。
 菅首相は晩さん会の冒頭、あいさつし、温首相と李大統領が被災地入りし、地元の野菜やサクランボなどを食べたことが風評被害対策につながると、感謝の気持ちを伝えた。

FNNニュース: 日中韓首脳が晩さん会…

感謝の気持ちを伝えることは大事なことです。

しかし、そもそも「風評被害」とされるものの根源は、菅首相の「原発周辺には10年、20年住めない…」などの不用意な発言に端を発し、マスコミがそれを拡散している、いわば「政府発・マスコミ被害」とでもいうべきものです。

菅首相の言葉は率直な気持ちだったかもしれないし、外国の首脳が被災地に来て下さって地元の野菜などを食べてくださったらお礼を言うのは当然と言うかもしれませんが、私には自分たちで解決できずに尻拭いのパフォーマンスをやってもらっているように見えてしまうのです。

中韓の首脳と一緒に笑顔でキュウリやサクランボをかじっているわが国の首相の姿は、何とも情けない姿に見えます。

中国が「宗主国として、しょうがないからやってやるか」という気持ちではないことを祈りたいと思います。

「こんなときだけ笑顔見せるなよ」と思ってしまいます。

そういえばODAを削って、「復興した暁には、(削減されたODAを)何倍にも増やしてお返しいたします!」みたいな威勢のいいことを言ったときも笑顔でしたね。
「気前いいこと言って、それ、あなたのお金じゃなく税金だろう!」とツッコミを入れたくなったのは私だけでしょうか。

こんな菅首相には、一日も早く辞めていただきたいと願います。