20
May
菅首相の即時退陣を求める―「西岡氏の首相退陣要求、与野党内に波紋広げる」
西岡参院議長の菅首相への退陣要求は、20日も与野党内に波紋を広げた。
自民党の逢沢一郎国会対策委員長は記者会見で「西岡議長の発言は多くの国民、国会議員の気持ちだ。23日以降はいつ内閣不信任決議案が国会に出されても不思議ではない」と述べた。
西岡氏の首相退陣要求、与野党内に波紋広げる : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
自民党・逢沢国対委員長の言うとおり、多くの国民・国会議員の気持ちを代弁しているといえる。
「北沢防衛相は『三権の長が国会で選ばれた首相に辞任を要求するのは、そんなに正常な形ではない』と指摘した。」と言うが、みんなの党・渡辺代表の言うとおり、いまは非常時であり、政権運営が正常な状態ではないのだから、あえて非常な発言をしたとしても理解できる。
また、「野田財務相は『参院という良識の府の長なので、発言はその線を踏まえてやっていただきたい』と不快感を示した。」と言うが、いや、良識の府の長としての、良識ある発言であると理解できる。
片山総務相の「マスコミに出す前に三権の長同士で対話があっても良かった」とは論外で(このコメントが事実ならばだが)、マスコミに話す前には内閣総理大臣と、最高裁判所長官と、両議院の議長とで話し合わないといけないのですか?
いずれにしろ、首相退陣は、国民の大多数の声である。
もしそれが疑わしいと言うのならば、解散して、民意を問うてみればよい。