03
March
憲法9条適用除外を急げ―中国海軍機、尖閣に最接近 空自F15が緊急発進 「ここまでは初めて」と防衛省
防衛省統合幕僚監部は2日、中国海軍の情報収集機など2機が尖閣諸島の北50~60キロまで接近したため、領空侵犯の恐れがあるとして、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進(スクランブル)させたと発表した。
中国海軍機、尖閣に最接近 空自F15が緊急発進 「ここまでは初めて」と防衛省 – MSN産経ニュース
たとえ領空侵犯したところで、いまの自衛隊法では警告することしかできない。適用される法律は、刑法と、警察官職務執行法が準用されるだけである(公務執行妨害、正当防衛、緊急避難、しかも、「武器対等の原則」に縛られ、殆ど抑止力とはならない、等)。
現法制下では、領空も領海も守れない。
抑止力としてはほとんど機能しない。
そうした極めて不利な状況の中で、自衛隊は我が国の空と海を、守っている。
侵略的な意図を持つ近隣諸国は、こうした事情を百も承知で、挑発してくる。
ここで日米同盟を捨てたら、ますます嵩にかかって、それこそ「許されざる暴挙」を繰り返すだろう。
自衛隊をはっきりと自衛軍と認めて、自衛権を正当に行使できる体制を構築するには、まだまだ長い道のりが必要だ。
しかし、隣国の脅威は、空から海から、北から西からと待ったなしに迫っている。
もはや一刻も猶予はならない。
一日も早く、侵略的意図を持つ国家に対しては、憲法9条の適用を除外するということを、政府見解として鮮明にすべきである。
そう宣言することが、現時点で最強の抑止力となるだろう。