白山麓・旧白峰村にて
皆さまこんにちは。みやもとさとしです。
今日は、お二人の支援者の方と、お二人の出身地である旧白峰村に、あいさつ回りに行ってまいりました。
近年の温暖化により、わたしの少年時代に比べればかなり積雪量が減ったとはいえ、
さすが日本有数の豪雪地帯だけのことはありました。
今日は、石川県体育大会の開会式も行われていました。
既成の某政党の、この地域のお役をされている方に、
「(幸福実現党は)何をしたいんや」と尋ねられ、
「日本をもっと繁栄させたいんです」と答えると、
(それは無理だろう)と言うように首を振っておられましたが、
私は日本をより繁栄させ、大国としてのノブレス・オブリッジを発揮して、世界を導こうという気概こそが、今の日本には必要なのだと信じます。
私自身も、豪雪地帯に数えられる、過疎の村(旧鳥越村阿手)に生まれ育ちました。
このままでは10年後には集落がなくなるのではないかと危惧される限界集落が、
ここ白山麓にも能登にもたくさんありますが、
決して手をこまねいてみているわけにはいきません。
たとえば都市と田舎(あえて田舎という言葉を使いますが)をもっともっと近いものとしていく、
それはリニアも含めて、いろんな交通ネットワークの革命が必要だろうと思います。
田舎から都会へ仕事に通える、あるいはウイークデイは都会で仕事をし、
土日は田舎で過ごすというライフスタイルも選べる、
田舎に住んでもいいかなと思えるような、魅力ある田舎生活を創造する。
観光、農業、林業、IT産業、
いろんな産業を興し、雇用を創出する。
優秀な人材を田舎に引きよせる、できる努力はまだまだあるはずです。
日本は少子高齢化社会が進むということは当然の前提のように語られますが、
日本全体の人口は、もっともっと増やしていかなければいけません。
それは、社会保障制度を維持するという、日本の国益を考えても必要な政策ですし、
世界がこれから人口100億人時代へ向かおうとしているときだからこそ、
発展途上国のみ人口が増えていくならば、地球は間違いなく飢えと貧困に覆われます。
だから、豊かな日本やアメリカを中心とする先進国は、
人口を増やし、ますます繁栄の方向へと世界を導く使命があると思います。
そう考えたとき、地方は、まだまだたくさんの人口を受け入れることが可能であると思うのです。
いまは過疎の村だとしても、まだまだ可能性はある。
新しい時代の、富国・強兵・「学問のすすめ」の主役となりうると思います。
白峰の皆さまの温かい心に触れつつ、
いろいろ考えさせられる一日でした。
今日ご案内下さいました兵井さん、橋本さん、ありがとうございました。