09
October
reblog: FNNニュース: フジタ社員・高橋 定さん解放 菅首相「本当にほっとしています」
菅首相は、「本当にほっとしています。(高橋氏が)帰られたらお話を、経緯を聞くことは必要と思っています。これからの戦略的互恵関係を深めていくと。(日中関係の)いろんなことがまた元通りに戻っていくんじゃないかと、こう思っています」と述べた。
高橋さんのご帰還をお喜び申し上げるとともに、心身ともに大変な苦難をしのがれたこと、心よりお見舞い申し上げます。
解放されたことは取りあえずめでたいが。
そもそも、海外で拘束された自国民を、断固として奪回するという決意こそが、主権国家のリーダーに必要な資質ではなかろうか。
今回解放の具体的な決め手となった働きかけが、菅首相の方から出されたとは思われない。
「(日中関係の)いろんなことがまた元通りに戻っていくんじゃないかと」…。
何と危険な考えだろう!
何の手も打たずに、元通りになることなどあり得ない。
中国に、元通りに戻す考えなど、まったくない。
中国が西太平洋の覇権を狙っていることを、お忘れか。
それとも、そんな気などないと本当にそう信じているのか。それはほとんど信仰の世界だ(宗教家でもあるわたしが言うのも何だが)。
この危機感のなさ。おめでたいを通り越して、愚かでさえある。
このまま政権を任せておくと、3年以内に、我が国は中国の属国となってしまうだろう!
このままであればそうなる可能性は極めて高いが、こんな不幸な(というより悲惨な)予言は、何としても打破したい。