私の意見
15 December

普天間基地移設問題の日米合意に基づく 早急な返答を求める声明

標記の声明を、同志である村田純一さんと連名で出させていただきました。

私たちが夏の衆院選の活動から一貫して訴えていた国難が、顕在化してきました。

日米同盟は最大の危機を迎えました。

一刻も早く、何らかの手を打たなければと思い、

多くの皆さまも訴えて来られたように、私も会って語れる人には語り、ブログで訴えてきたし、辻立ちでも訴えてきました。

だが、それだけでは、まだまだ届かない。

現時点で、いろんな利害を捨てて、自分自身で責任をとれる範囲で最大限のことをやろうと。

その結論のひとつが、この声明文です。

取り急ぎ、「日米関係がこれ以上悪化しないように願って」のカウントダウンブログパーツを使って下さった村田純一さんに声をかけ、賛同していただいたので、連名という形で声明を出させていただきました。

これだけでもまだまだささやかな声とは思いますが、もちろんこれだけで終わるつもりはありません。

できる限りのこと、いや、できないと思うことでも、「やってみよう」と思って、アイデアを出していきたいと思います。

正義の声が、必ずや、天と人とを動かすことを祈って。

声明文の内容は、以下の通り。
1996年、日米両政府は、普天間に替わる代替施設が運用可能になった後、普天間基地を日本に返還することで合意した。
その内容は、日米双方、極東の事情を踏まえ、周辺住民に最大限に配慮した結果の合意である。
  1. 自民党政権下の合意とはいえ、単なるアグリーメントではなく、民主党への政権交代した後も、当然継続されるべき合意である。
  2. 本問題は、沖縄県だけの問題ではなく、国家全体の安全保障にかかわる問題である。沖縄県民に対する最大限の配慮をしつつも自治体に対しては、沖縄県民を守る責任と同時に国家への貢献という責務を果たすよう要請すべきである。

返答をこれ以上遅らせることは、日米同盟に深刻な亀裂を生ぜしめ、我が国の安全保障上、極めて重大な危機をもたらすものである。
よって、政府に対して、次のことを求める。

日米両国が既に合意した内容で、再合意すること。

できないならば、現政権は日本国の最重要な国益よりも、政権維持を選択したものと自らを恥じ、内閣を即刻総辞職していただきたい。

2009年12月15日

宮元智・村田純一

普天間基地移設問題の日米合意に基づく
早急な返答を求める声明

1996年、日米両政府は、普天間に替わる代替施設が運用可能になった後、普天間基地を日本に返還することで合意した。
その内容は、日米双方、極東の事情を踏まえ、周辺住民に最大限に配慮した結果の合意である。

  1. 自民党政権下の合意とはいえ、単なるアグリーメントではなく、民主党への政権交代した後も、当然継続されるべき合意である。
  2. 本問題は、沖縄県だけの問題ではなく、国家全体の安全保障にかかわる問題である。沖縄県民に対する最大限の配慮をしつつも自治体に対しては、沖縄県民を守る責任と同時に国家への貢献という責務を果たすよう要請すべきである。

返答をこれ以上遅らせることは、日米同盟に深刻な亀裂を生ぜしめ、我が国の安全保障上、極めて重大な危機をもたらすものである。
よって、政府に対して、次のことを求める。

日米両国が既に合意した内容で、再合意すること。

できないならば、現政権は日本国の最重要な国益よりも、政権維持を選択したものと自らを恥じ、内閣を即刻総辞職していただきたい。

2009年12月15日
宮元智・村田純一

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