私の政策
09 June

平成一向一揆

苛政をなす為政者に対して、昔は一揆を起こしていたわけですが、現在は民主主義の世の中ですから、主権者(つまりオーナー)である国民が、雇われ経営陣である為政者たちに対して、これはよろしくない、おかしい、変えていこうと思ったら、選挙によって交代を命ずることができます。

これが、民主主義のすばらしいところです。

民主主義の起源は、古代ギリシャにあるとされていますが、日本においてあえてその原型を求めるとすれば、私は加賀の国の一向一揆がそれにあたるのではないかと考えています。

学問上の解釈は詳しくはわかりませんが、時の権力者に対する単なる反乱ではなく、農民や商工業者、国人と呼ばれる武士階級も含めた民衆の合議による一種の民主政体であったのではないかと思います。

「平成一向一揆」は、単なる反乱ではありません。真の意味での民主主義的革命を目指しています。

この国のオーナーである民衆の、良識に基づく選択によって、政府を作り変え、世の中をよりよくしていく、永久革命を意味しています。

一部の官僚も、政治的リーダーたちも、「お上」意識で、自分たちがこの国をコントロールできると思いあがっているように思います。だから、財政赤字のツケを、単純に増税で賄おうとします。北朝鮮の軍事的脅威が迫っていても、重要な情報を公開しません。

これは、優秀な我が国の国民をばかにしています。国民の寛容さに甘えています。

国民が主人なんです。官僚も、政治家も、サーバントとして主人である国民に奉仕するべきものです。

私たちも、「お上」に任せっぱなしにして、何も判断せずにいるのではなく、自分たちの未来は、自分たちで主体的に選択し、創造していく気概が求められています。

今こそ、正しい意味での革命、新しい意味での「一向一揆」を起こす時ではないでしょうか?