中国の覇権拡張路線を転換させよう。
人権はなぜ尊いのか。なぜ人は人を殺してはいけないのか。
そうした道徳律の根拠は、宗教に由来します。
つまり、その存在を神と呼ぶか仏と呼ぶか創造主と呼ぶかは別として、何らかの人間を超えた崇高な存在への尊崇の念、すなわち信仰心は、人間と動物とを分ける決定的なものです。
戦後、宗教は大変貶められているわけですが、上述のように、宗教、あるいは信仰心は、本来とてもとても大切なものです。
しかしながら、マルクスを教祖とするところの唯物論・無神論に基づく共産主義という「教義」によって国家が作られ、あるところは崩壊し、なお残っている共産主義体制の国家では、大変な人権弾圧が行われている、という壮大な文明実験が現在も進行中です。
人権が大切だという良識は唯物論国家からは生まれてきません。
人間が尊いのは、人間が神仏の子であり、神仏と同じ性質を宿しているからです。
私たちは永遠の生命を持ち、この世とあの世を転生輪廻している存在ですが、21世紀という「現在」、この日本という国に生まれ、生きるという人生は、もう二度と体験することができません。
その意味では、「たった一度の人生」とも言えます。
一日一日が奇跡のような日々です。
二度と来ぬ奇跡の時代、二度とない人生を生きている私たちです。
日本はもとより世界中の人々に本当の意味で幸福な人生を歩んでいただきたい。それが私たち幸福実現党の願いです。
中国14億の人々にも自由と民主主義と信教の自由を享受してほしい。
今年、中国の覇権主義拡張路線を変更させる大きな岐路に立っています。
こんなことを、日本の一地方の辻に立って叫んでいても、岩に卵をぶつけるほどの効果もないだろうことは百も承知で、しかし、黙っていられないので、たったそれだけの努力でも、何もしないよりは遥かにマシだと信じて、叫んでおります。