南北融和で「日本が消える」!?
本日も、昨日に引き続き、南北首脳会談を受けての緊急街宣を行ないました。
やはり、「南北融和」にダマされてはいけない、ということです。
予想通り、というべきか、世間では「融和ムード」一色で、たまに日本の危機を訴える人が(私たち以外でも)いたとしても、「そんなに平和が嫌いなのか」的な意見が出たりしてます。
平和が嫌いなわけはありません。
人が死んだり(寿命がきて亡くなるのは仕方ありませんが)、殺されたりするのは本当に嫌なものです。
だけど、冷徹に歴史の法則から見ると、平和的手段が良いように見えて、結果は最悪になることが多い。
第2次世界大戦前のヨーロッパがそうでした。第1次世界大戦後、あんな悲惨な戦争は二度とごめんだ、とヨーロッパ中に反戦平和主義が蔓延しました。そうしたムードを受けて、ヨーロッパの指導者たちは宥和政策をとり、戦争したくないばかりに、どんどんヒトラーに譲歩していきます。チェコスロバキア、ポーランドなど、当事国の許可もなく列強同士の思惑で勝手にヒトラーに領土の割譲を許していきます。そして悲惨な第2次世界大戦を迎えます。
ヒトラーを打ち破るには、”戦争屋”と言われたチャーチルの登場を待つしかありませんでした。
平和はあくまでも目的であって、手段ではありません。また、平和といっても、“奴隷の平和”では意味がありません。
人間は本質的に自由を求めるものだから。
真の平和を勝ち取るためには、「北朝鮮の完全武装解除」。これ以外の選択はありません。
そのためには、断固譲歩してはいけないのです。
日本が“蚊帳の外”にならないためにも、「自分の国は自分で守る」という覚悟が必要です。
そろそろ腹を括りましょう。
戦後失われた「武士道精神」、大義のために命を懸けることは素晴らしいことです。
こうした価値観の大切さを取り戻しましょう。
そのバックボーンには、「死んだら終わり」ではなく、あの世があって、神仏がおられるという世界観を認めることが必要でしょう。
こうした世界観を持たない限り、すなわち唯物論的世界観が科学的であり正しいものであるという考えならば、そこから導き出される結論は、「自分さえ良ければいい」「いまさえ楽しければいい」という人生観になり、利己主義、自己保身に走る人ばかりになります。
自分を超えた大いなる存在を認め、帰依する心が大切ではないでしょうか。