日本人の慎み深さ
月並みな言葉ですが、月日の経つのは本当に早いものです。
東日本大震災の発生からはや3年経ちました。
犠牲となられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された皆様、未だに避難生活を強いられている十数万人もの方々に、心より御見舞申し上げます。
年間100ミリシーベルト以下の被曝は健康への影響はない、というのが通説であるにもかかわらず、民主党政権時代に決められた「年間被曝線量1ミリシーベルト以下」という除染目標…。
福島とは2桁ぐらいに桁違いの被爆線量だった、原爆投下後の長崎では、42日後に高校が授業を再開していたというのに。
The Liberty Web Daily News Clip 福島は安全だ 長崎の高校では原爆投下後42日で授業再開していた2014.03.10
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7504
福島の復興は避難措置の解除から。
安倍首相には、民主党政権時代の誤りを明らかにし、非難解除を強く求めたいと思います。
それにつけても思いを致すのは、日本人の慎み深さ。
あれだけの大災害に遭い、たいへんな状況になっても、人々は、暴動も略奪も起こさない。
少なくともまだ行方不明の段階では、人前で取り乱して、大声で泣き叫んだりする人は稀でしょう。
責任者の謝罪の会見や謝罪の席上で、怒りに任せてモノを投げつけるなどといったことは、皆無と言ってもいいのではないでしょうか。
どれほどの悲しみ・怒りが、胸の内で逆巻いていようとも、それをぐっと抑えて。
この慎み深さは、日本が世界に誇るべき美点だと思います。
もっとも、これは「自分の意見をはっきり言わない」ということと表裏一体のところはあります。
国際社会に対しては、もう少し自分の意見や意志を明確に表現した方がいいかも知れませんね。
日本人の慎み深さを悪用されかねませんので。
(このあたりは、『クローズアップ国谷裕子キャスター NHKの“看板”を霊査する』を読んで、感じたところです)
クローズアップ国谷裕子キャスター / 幸福の科学出版公式サイト
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1107