04
August
預言者エレミヤ
エレミヤはイスラエルが滅ぶという厳しい預言をし、仲間であるはずのユダヤの民から激しく攻撃された。
ハナニヤは、「そんなことはない」と、楽観的な予言をし、大衆受けはしたが、結局、エルサレム王国は滅んでしまった。
「北朝鮮がミサイルを撃ち込んでくるわけがない」という人もいる。
しかし、わたしは、ハナニヤであるよりは、エレミヤでありたいと願う。
ただ、国が滅びるのを黙って見ていることはできない。
「バビロン捕囚」のように、北朝鮮に日本人が強制連行されるような、そしてミサイル基地をつくらされるような、そんな未来を子供たちに贈りたくない。
侵略してくるおそれのある敵に対してきちんと備えをしておかなければいけない。
備えをして、それで何も起きなければ、それはそれでよいことである。国民にとってまことに祝着至極である。
しかし、備えをせずに、ことが起きてからでは遅すぎる。
北朝鮮にミサイルを撃たれてから、会議を開いているようでは、遅すぎる。
危機管理能力ゼロと言わなければならない。
消費税はゼロでいいけれども、国家のリーダーの危機管理能力がゼロでは困る。
国防を議論することすら封殺するかのような風潮は、変えていかなければならない。
迫害されても、国防は言い続けなければならないと思う。
政治家を志すのであれば、当然、国益を最優先させなければならない。
「日本は、日本人だけのものではない」というような、どこの国の政治家かわからないような人に、政権をとらせては絶対にならない。