黄天まさに立つべし
衆議院解散を表明する麻生首相。なぜか時代劇のセリフを読み上げているように感じた。
映画か演劇のようで、なんとなく当事者意識がないように感じられた。
しかし確かにこれから時代は大きく変わり、激動の時代を迎えるだろう。
それは、単なる混乱のための混乱で終わってはならない。
新しい時代を創るための、生みの苦しみであってほしいものだ。
何の未来ビジョンもなく、単なる「政権交代」をもって、「激動の時代」と呼ばないでほしい。
幸福実現党がやろうとしていることは、決して「黄巾の乱」のような反乱ではなく、新しい時代の創造である。
そのためには既成概念にとらわれない大胆な発想と、それを実行していく勇気が必要だ。
既得権益を後生大事に守ろうとしている人たちは、後漢末期に跋扈した宦官や外戚のように国家にとっては有害である。
国民に夢と希望を与えたい。
この国はもはや老大国で、少子高齢化が進んでだんだん衰退していくなんて、だれが決めた?
だから税金が上がっていくは仕方がないなんて、だれが決めた?
日本はもっともっと発展していく可能性がある。教育レベルが高く勤勉な国民、飢え死にする人はいない。どこへ行っても道路は舗装されているし、電気も水道も通っている。
多くの人が魅力を感じ、住みやすいと思った国は人口が増えるのは自然の理だ。
自由で、豊かで、税金も安い国、安全な国、広い家に住める国、教育も充実している国。未来に希望が持てる国。
そういう国を目指していけば、人口は増える。
3億人国家を目指そう。
もう十分豊かだから、これ以上の発展は望まないという人よ。
ならば、もっと世界に目を向けよう。日本は豊かだが、世界では10数億の人が飢えている。
紛争やテロのなかで、あすの命をも知れないで生きている人がたくさんいる。
そういう人たちを救うために、日本はもっともっと繁栄する義務がある。
かつてのアメリカのような役割を果たさなければならない(注.アメリカ型と方法論は違う)。
日本にはそのような可能性と、使命があると私は信じる。
日本の繁栄が、世界に平和と繁栄をもたらす。
それが、ジャパニーズ・ドリームだ。