26
June
維新前夜
こんにちは。みやもとさとしです。
今の政治の状況が「維新前夜」と呼ばれることが多い。
しかし、「維新前夜」という言葉を、単なる政局、自民党と民主党の政権交代劇をさす言葉に矮小化して使ってほしくありません。
明治維新前夜は、欧米列強によるアジアの植民地化が進んでいたなかで、国防問題が最大の争点となって、国論が沸騰しました。
今の日本が置かれている状況も、北朝鮮の核ミサイル開発、中国の軍拡など、日本の独立と安全が脅かされている状況です。
その意味では、まさに「維新前夜」と呼ぶにふさわしい状況だと言えます。
いかにして国民の生命と財産と安全を守るか。これこそが今のわが国の喫緊の課題です。
今の時期に、国防問題を論ずることができない政治家は、腰が引けています。職業としての政治家を維持したいということしか頭にないのではないでしょうか。
聞こえてくるのは「かんぽの宿」とか、東国原知事に衆院選出馬要請とか、そんなレベルです。
この国のリーダーに、幹と枝葉、主と従を見分ける力がないことを示している。リーダー失格です。
繰り返しになりますが、国防問題こそ、最大の「幹」です。
全体主義国家の植民地となり、自由のない、抑圧された人生を送るのか。そんな未来を子どもたちに遺したくはありません。
自民党か民主党かのどちらかの選択肢しかないのはあまりにも不毛です。マスコミはいま、幸福実現党に関して、ほとんど無視していますが、そうした報道協定・情報操作に踊らされることなく、白紙の目で見て、「誰が正しいか」ではなく、「何が正しいか」、判断し、選択をしていただきたいと思います。