02
June
念いは、実現する!
10代の頃、私は政治家になりたいと思った。
世間知らずの少年の目には、世の中はいろんな矛盾や不条理で満ちているように見えた。
政治家となって、世の中を変えていきたいと思った。
しかし、どうやったら政治家になれるのか、皆目わからなかった。
政治家の家庭に育ったわけでもなく、地縁も血縁も資金もなかった。
それは妄想に近かったかも知れない。
縁あって大川隆法総裁の教えに出会い、幸福の科学に奉職し、宗教家として世直し運動にかかわってきた。
一人ひとりの心を救い、幸福にしていく仕事は大変尊く価値ある仕事だった。
しかし、様々な内憂外患を目の当たりにし、この国のあり方をよりダイナミックに変えていくには、政治的な力が必要だということも痛感した。
宗教的な感化力と、徳とを備えた政治家(たとえて言えば、聖徳太子)が理想像の一つだった。
いま、幸福実現党の始動に際し、30年以上前からの念いが実現しようとしていることに気づいた。
「念いは、実現する!」志を持ち、強く念い続ければ必ず実現するという真理を、いま、実感している。
49歳の挑戦だ。徳ある政治家となるまでには、まだまだ道は遠いけれど。
私が国政への参加に挑戦することが、志と才能があるにもかかわらず、いろんな事情で政治家になれずにいる若者への勇気と希望になることを願う。
政治家に限らない。夢を抱いているが、どうやって実現していいかまだ分からずにいる若者にも言いたい。
若者よ!あきらめるな!志を高く持て!理想を把持し続けよ!現実に負けるな!
あなたの描いた夢は、あなたの天命に沿ったものならば、形を変え、姿を変え、必ず実現する。