再び「集団的自衛権」について
集団的自衛権は、国連加盟国ならば、どの国にも認められている権利です。 権利だから行使しない、という選択肢もありますが、そうするとすべて、個別的自衛権で対処しなくてはならなくなりますから、国民の負担はもっと重くなります。 経済的負担だけではなく、それこそ「徴兵制」「国民皆兵制」等を敷く必要が出てくるかもしれません。 武装そのものが「悪」だという考えもあるかもしれません。しかし、非武装によって国民が蹂…
集団的自衛権は、国連加盟国ならば、どの国にも認められている権利です。 権利だから行使しない、という選択肢もありますが、そうするとすべて、個別的自衛権で対処しなくてはならなくなりますから、国民の負担はもっと重くなります。 経済的負担だけではなく、それこそ「徴兵制」「国民皆兵制」等を敷く必要が出てくるかもしれません。 武装そのものが「悪」だという考えもあるかもしれません。しかし、非武装によって国民が蹂…
「鬼手仏心」という言葉があります。 集団的自衛権の行使を容認することは「国民が戦争に巻き込まれる!」という恐れを抱かせる鬼かヒトラーかというような怖いことのようにも見えます。しかし結果として国民を守ることになるなら、それは仏の心のごとき慈悲であると言えます。 これとは逆に、「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉もあります。 一見優しく、耳に聞こえのいいことであっても、堕落へとつながる場合も…
ようやく、集団的自衛権の行使容認が閣議決定されましたね。 一つの記念すべき日とはなりました。 幸福実現党からもプレスリリースが発表されました。→http://info.hr-party.jp/press-release/2014/3171/ 私ももちろん、賛成して来た立場なので、まずは良かったと思います。 それにつけても、集団的自衛権の行使容認を巡っての騒動は、日本においては、憲法の改正が困難であ…
集団的自衛権の行使容認は、今までの政府見解を変えることになるので、憲法を改正することなく、時の政権の都合で恣意的に変えられることになる。それは、民主主義に反する、あるいは立憲主義に反するからよろしくない、という意見があります。 一方で、憲法改正は王道かも知れないが、それには長い道のりが必要で、いまは急を要する国防の危機的状況であるから、国民の生命・財産・安全を守るためには、取り急ぎ、解釈を変更して…
「集団的自衛権」とは、「集団的侵略権」などではありません。 憲法以前に、国際的に認められている権利です。 目くじら立てて反対する理由など、ありません。 「集団的自衛権は、あるけど使えません」などという不可解な解釈が何十年もまかり通って来たこと自体が異常です。 これ、英語で訳すとき、どうしてるんでしょう? 憲法の解釈なんて、それ以前に、憲法自体も、永遠不滅の普遍の真理などでは全くありません。 軽んじ…
集団的自衛権—。その行使を容認するか否かを論じることができるようになったこと自体が、今までの日本の政治風景から見れば、時代が変わって来ていることを象徴してはいます。しか行使容認への道は、しばしば「再び戦争のできる国にするのか」と批判されます。 あえて言いますが、「戦争も辞せず」という覚悟がなければいざという時に国を守れるものではありません。 最初から「戦争は致しません」と自ら手足を縛って、「言論で…
集団的自衛権のワナ 集団的自衛権のワナ 第1次世界大戦100年の教訓 (丹羽宇一郎氏の経営者ブログ) :日本経済新聞 「集団的自衛権」そのものの問題ではない。 この人の考えは、「刃物を持つと危ないから、持たないようにしましょう」「自動車を運転すると交通事故をこすかもしれないから、運転しないようにしましょう」と言っているのと変わらないレベルではないか、と思ってしまったのは、次の文章。 第1次世界大…
阪田雅裕元内閣法制局長官は6日、日本記者クラブで記者会見し、内閣法制局の役割について「(法令解釈の)理屈をしっかり立てて言えるかがレゾンデートル(存在意義)だ。そこが失われたら『政府の使い走り』ということだ」と指摘した。安倍晋三首相が意欲を示す集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈の変更を、小松一郎法制局長官が容易に認めるのをけん制した発言とみられる。 元法制局長官が憲法解釈変更けん制 :日本経…
安倍晋三首相は6日、首相官邸で自民党の石破茂幹事長、高村正彦副総裁、高市早苗政調会長と個別に会談し、集団的自衛権の行使を容認するための憲法解釈変更について、与党内の調整を進めるよう指示した。年末に予定する日米防衛協力のための指針(ガイドライン)改定に向けて、慎重論が残る与党内の理解を深めていく狙いだ。 首相、集団的自衛権行使へ与党内調整指示 石破幹事長らと会談 :日本経済新聞 「集団的自衛権」の…
久しぶりに加賀市で辻立ちを致しました。 消費増税に負けずに、景気回復・経済成長を目指しましょう。 最大の国難・国防の危機に備えるためにも、憲法改正・集団的自衛権の行使容認は喫緊の課題です。その元にあるのは、自虐史観。それを覆せないでいる根本原因は、「河野談話」です。安倍首相には、「河野談話」「村山談話」の白紙撤回を強く求めたい。 そして、宗教政党の意義。 日本では宗教が裏側に押し込められていますが…