神の声に対して、謙虚に耳を傾けたい
「霊言」をいかがわしいもの、そんなものを学問として学ぶなどということは、トンデモないもの、などと考えている方々もまだ多いと思います。 考えてみれば、僅か数百年前の「科学」に対する態度は、まさしくいま、宗教が置かれている立場そのものだったのではないでしょうか? 現代の視点で考えれば信じがたいことですが、わずか400年前のガリレオ裁判で、当時、この世の最大の権威であったローマ教皇庁は、「地動説」を否定…
「霊言」をいかがわしいもの、そんなものを学問として学ぶなどということは、トンデモないもの、などと考えている方々もまだ多いと思います。 考えてみれば、僅か数百年前の「科学」に対する態度は、まさしくいま、宗教が置かれている立場そのものだったのではないでしょうか? 現代の視点で考えれば信じがたいことですが、わずか400年前のガリレオ裁判で、当時、この世の最大の権威であったローマ教皇庁は、「地動説」を否定…
幸福実現党は、宗教政党です。しかも、いわゆる「新興宗教」を支持母体として。 この一事を持って、わが国では大変なハンディキャップを背負って戦わなくてはなりません。 (この日本は確か唯物論国家ではないはずなのですが。また、どんな世界的な大宗教であっても、はじめは新興宗教であったはずですが) しかしそれでもなお、宗教政党である、ということを背負って戦う意義、大義はどこにあるのでしょうか。 それについて考…
この世界が、「神も仏も信じない」という世界になってよいものであろうか。 「神も仏も信じない。宗教はアヘンだ」という思想に基づいてつくられた国家が、どのようになっているか。 中華人民共和国が、チベットやウイグル、内モンゴル自治区でやっているような弾圧、虐殺、民族浄化。 あるいは、国家全体が、収容所列島とかしているかのような北朝鮮の姿を見たとき、思い半ばにすぎるでありましょう。 それは、この文明が進ん…
昨年末の安倍首相の靖国神社参拝を巡って、賛成・反対様々な意見が出ています。 中国・韓国は予想通りの批判というか、非難というか、そういった反応ですが、意外にもアメリカも大使館から「失望した」というかなり厳しいコメントがありました。 本来、主権国家であるわが国の首相がどこに参拝しようが自由であり、他国が内政干渉してとやかく言う筋合いのものではありません。「日本は主権国家ではないのか」と言いたくもなりま…
しばしば論じてきたテーマではありますが、改めて問うてみたいと思います。 「政教分離」、これはある意味で、世界の「常識」になっている感があります。 けれど、本当にそうだろうか?と思うのです。 日本をとってみれば、古代は、「祭政一致」でした。 時代が下って、天皇がご親政をされる時代もあり、 貴族や武士が政権を担う時代もありましたが、天皇は、日本神道の神官の長として、政(まつりごと)と不即不離の存在でし…