宗教と政治について(4)
世を捨て、悟りを求める道ばかりが宗教の道ではない。 世の多くの、迷い、悩み、苦しむ衆生を尻目に己ひとり、悟りを得たとて、何になろう。 そういう思いで、親鸞は比叡山を降りたに相違ない。 日蓮も己が教勢拡大ばかりを望んでいたならば、 在家信者わずか数百名の教団規模の時期に、 鎌倉幕府相手に法難覚悟で国難来襲を叫ぶ必要はなかった。 己ひとり、あるいは自らの教団の利害を超えて、 世のため人のため、神仏の理…
世を捨て、悟りを求める道ばかりが宗教の道ではない。 世の多くの、迷い、悩み、苦しむ衆生を尻目に己ひとり、悟りを得たとて、何になろう。 そういう思いで、親鸞は比叡山を降りたに相違ない。 日蓮も己が教勢拡大ばかりを望んでいたならば、 在家信者わずか数百名の教団規模の時期に、 鎌倉幕府相手に法難覚悟で国難来襲を叫ぶ必要はなかった。 己ひとり、あるいは自らの教団の利害を超えて、 世のため人のため、神仏の理…
明日からいよいよ、参院選の公示です。 幸福実現党は、昨年の衆院選に続き、再び、国政選にチャレンジします。 今回、都道府県選挙区からは19名、全国比例区は5名、立候補を予定している。 相変わらず、マスメディアは政党要件を満たしていないことを言い訳に、公平に扱ってくれないようですが、同じく政党要件を満たしていないはずの日本創新党はなぜか政党として扱ってます。 おそらくは、宗教政党であるということで、一…
「宗教を大切にしない国家には、最終的な繁栄はないものと肝に銘じたいと思う」。 幸福の科学グループ大川隆法総裁の最新刊『マッカーサー戦後65年目の証言』のあとがきにあることばである。 戦後日本の原点、先の太平洋戦争の意義や、戦後の枠組みが正しかったのかどうかー。 その探究のため、マッカーサー、吉田茂元首相、山本五十六、鳩山一郎元首相の意見を霊言というかたちで収録したのが本書である。 「霊言」というも…
「賽は投げられた」。ただひたすらにルビコンを渡れ。(本書あとがきより) 国師・大川隆法総裁(幸福実現党名誉総裁)の決意表明の書でもあります。 なぜ、宗教が政治に進出するのか? 宗教とは何なのか? 宗教家に政治ができるのか? 政教分離をどう考えるのか? こうした疑問に答えている書でもあります。 私は、宗教も、政治も、 方法論や活動原理は違っても、 「この地上から不幸を一掃する」「幸福を実現する」とい…
幸福実現党は、運動員に若い人が多い、というお声をよくお聴きします。 もちろん、母体である幸福の科学の会員でもある若者が多いのですが、 それ以外にも、若い人は比較的宗教に偏見を持つ人が少ないのか、 宗教政党である幸福実現党を応援して下さる若者が結構いらっしゃいます。 わたしたちは、素人と見られがちですが、それは選挙活動などの、活動の仕方において十分な経験を積んでいないからという点が大きいと思われます…
きょうは、幸福の科学金沢支部にて、「幸福維新大会」に参加し、先日、幸福実現党の名誉総裁に就任された、大川隆法先生の御法話「政治と宗教の大統合」を拝聴させていただきました(本大会は、東京正心館から、全国の精舎・支部に衛星配信されたものです)。 石川悦男新党首あいさつ、宗教法人幸福の科学・一倉洋一理事長より、石川党首への推薦状授与もありました。 参加者全員で、参院選勝利を誓い、鬨の声をあげました。 政…
石川県羽咋市の幸福の科学・北陸正心館にて、幸福維新・第1回北陸大会が開催されました。 林雅俊幹事長をお招きして、お話をいただきました。 北陸数百名の同士が集まり、熱気むんむん! 政治とは、この地上から不幸をなくす運動であり、宗教と政治とは一体であることを改めて確認いたしました。 宗教政党として、自分たちの利害を離れ、堂々と正論を訴え続けていこうと固く決意させて頂きました。 写真等は後日アップさせて…
こんにちは。みやもとさとしです。 小沢軍団600人による朝貢外交、副主席が天皇陛下と特例会見、日米同盟が切られそうな状況、加えて社会主義的な経済政策によって惹き起こされようとしている構造不況・・・この3ヶ月であっという間に幸福実現党が警告してきたとおりの国難が顕在化してきた。 このままでは、日本は中国の属国になるだろう。 これらの一連の動きについては、私たちの仲間が、いろんなところでいろんな機会に…
こんにちは!みやもとさとしです。 「宗教と政治」をテーマに、随想風に綴っていきたいと思います。 人間と動物とを分けるもの、それは信仰心があるかないかということだと思う。 信仰心という言葉が抵抗があるとするならば(それ自体悲しいことだが)、目に見えないものを信じることができるかどうかだと言い換えてもよいだろう。 たとえば、「自由」という概念。自由そのものは目に見ることができないし、さわることもできな…
以前のブログでも少し触れましたが、とても大きなテーマですので、これからも時々随想風に、綴ってみたいと思います。 日本では宗教家の地位は必ずしも高くありません。特に新興宗教は。いかがわしいもの、怪しげなもの、と見るのが一般的でしょう。 しかし、仏教、キリスト教、イスラム教、当たり前の話ですが、いずれも立ち上げの時期には新興宗教でした。 仏教では、当時、仏教以外の教えが「六師外道」と言われていたように…