Posts Tagged ‘安全対策’

昨日の産経新聞によると、JR東海会長・葛西敬之氏も「原発継続しか活路はない」との声を上げました。

まったく同感です。

経営トップとしての、責任ある、また勇気ある発言だと思いました。

まず、今回の事故は「津波による原発の被災」であり、原発そのものの事故とは認識していないことがわかります。

これはマスコミがこぞって、あたかも「原発事故」のように扱っている中で、本質を見抜いた、極めて正しい認識です。

そして、「最後通告」という言い方で、厳しい局面にあることを表しているのも正しい認識であると思います。
このまま「反原発」の空気が出来上がれば、まさしく、日本のエネルギー政策は最後となります。

復興の大事業を成し遂げるためには、経済の血液循環とも言うべき電力の安定供給が必要なのも当然過ぎるぐらい当たり前のことです。

原発停止を求める人々は火力発電や再生可能エネルギーの活用に活路を求めよと主張する。しかし質・量・コストいずれの点から見ても一部補完以上の期待はできない。」と反原発勢力に対する批判を展開し、
「今日の原発は50年に亘る関係者の営々たる努力と数十兆円に上る設備投資の結晶であり、それを簡単に代替できる筈がない。」とし、
電力単価が高騰⇒企業の業績悪化⇒設備投資・雇用の縮小⇒経済の停滞、空洞化⇒税収減⇒財政悪化⇒国債信用崩壊⇒日本経済崩壊という負の連鎖が続くと指摘しています。

葛西会長が「貴重な教訓」と言う「初動における迅速な決断と果断な処置」に加え、防潮堤などの最強防災国家へのインフラ整備が必要だと思います。

考えてみれば、人類は、既に地球を何百回も破滅させるだけの核兵器を持ってしまっています。いたずらに核兵器はいけない、原発はいけないと危機をあおるだけでは何も問題は解決しません。

核(兵器)廃絶は理想かもしれないけれども、今日言って明日なくなるものでもありません。
オバマ大統領のプラハ演説も、「核兵器が存在する限り、敵を抑止するための、安全で、厳重に管理され、効果的な核戦力を維持する」ということなので、結局、他の国が核兵器をなくしたら、アメリカもなくします、ということであって、アメリカが率先してなくしますよ、ということではありません。

そうである以上、核兵器、原発と上手に付き合っていった方がよさそうです。
つまり、現時点では、安全対策こそ、すべてのすべてだということです。

こう書くと、「糖尿病になっちゃったのはしょうがないから、できるだけ節制して、長生きしましょう」みたいな話に聞こえるかもしれませんが、いや、未来は明るいですよ。

あと20年~30年経てば新しい技術が開発されれば、核兵器を無力化する防衛兵器、原発の代替エネルギーが開発されます。
それまでの過渡的なものです。
そのためにも、日本経済を絶対に減衰させてはなりません。

幸福実現党が提言しているように、国防も兼ねて、最強の防災国家を作りましょう!


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東日本大震災で福島第1原発が津波による被害を受けたことによって、東日本では節電が続いています。

すでに夏の電力不足が心配されております(約2千万キロワット不足すると言われています)。

これに対して、計画停電、輪番制、サマータイムの導入、電力料金値上げによる電力使用の抑制、はては夏の甲子園の中止など、様々な対策が提案されているようです。
これらの提案の殆どは、電力の使用を抑えること、要するに節電です。

しかし、これから復興しようとするときに、電力をはじめとして必要なエネルギーが十分に使えずに、どうして復興が順調に進むでしょうか。

おそらく、福島第一原発は復旧せず、新しい原発の建設も難しいだろうし、たとえ建設するとしても当然、すぐには発電できるようにはならないだろうし、
代わりの発電ではとても供給が追い付かない、といった理由からだろうと思われます。

しかし、できない理由を数え上げていても仕方がありません。
節電一本ではなく(節電を否定するものではありません。合理的な節電はもちろん大切と思いますが)、あらゆる手段を講じていかにして供給を増やすべきかということをまず第一に考えるべきではないでしょうか。

東京電力は、他の電力会社やIPP(石油・鉄鋼・科学などの他の事業者による電力供給)からの融通と、火力発電の増強により、850万キロワットを準備、また非常用電源、太陽光発電などの分散電源を導入することにより365万キロワット供給を増やすことができるようです。
それでもまだ1千万キロワットほど足りません。

スマートグリッド(ITを使い、電力の流れを制御し、使用量に合わせて最適な発電量・蓄電量を調整する)も早急に構築すべきでしょう。

太陽光、風力、燃料電池、などなど、打てるだけの手を次々と打ち、供給を確保することが大切だと思います。

しばらくは、ガスタービン発電が有効かと思いますが、原発も、単なる恐怖心やアレルギーで拒絶することなく、放射能が絶対漏れないよう、もう一段シェルターで完全に覆うなど、安全対策をもう一段高めるなどして、原発に替わるエネルギー源が出てくるまでは、簡単に捨ててしまわないことが大切だと思います。

代替エネルギーとしては、燃料電池が最も有望なものの一つだと思いますが、必要なエネルギー量を賄うまでには、まだまだ時間がかかるでしょう。
しかし、「必要は発明の母」と言われるように、このような事態になって、さらに開発速度は速くなる可能性はあります。

いずれにしても、これを成し遂げるには、必ず復興させるという、指導者の強い意志とリーダーシップが大前提として必要と思います。


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