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2015年は大きな節目の年。
我が北陸・石川にとっては悲願の北陸新幹線開通の年。
その名の通り、北陸・石川一丸となって輝きたいものです。
さっそく、新春から星稜高校サッカー部が悲願の全国制覇という快挙。
大興奮した県民も多かったと思います。
彼らから学ぶべき点は多い。
華やかな勝利の陰に、日々の尋常ならざる努力があったことでしょう。
そして単なる努力だけではありません。
名門や強豪と言われるところならどこでも、非常なる努力をしています。
その中で、頂点を極めるというのは並大抵ではない。
もちろん運もあるでしょう。しかし、「運も実力のうち」と言われるように、運を引き寄せる努力もまたあるはずです。
それは、通り一遍の、誰もがこうすれば成功する、というような方程式のようなものがあるわけではないでしょう。
かつてはそういう時代もあったかもしれません。しかし現代では、学校の試験のように、一つの解(答え)しかないというケースは稀になりました。今は答えがない時代、もしくは、答えが一つとは限らない時代と言ってよいでしょう。
その中で、創意工夫し、アイデアを出し続け、実践してみる、それを延々と繰り返す、そういう努力が要請されているのでしょう。
北陸新幹線も一過性のものにしてはいけません。”ストロー現象”と呼ばれるように、富が首都圏に吸い出されるだけであってはたまりません。
かつては(今もそうなのでしょうか)静岡が”サッカー王国"と言われていたように、温暖な地が有利なように思いますが、星稜高校サッカー部は雪国のハンデを克服して見せました。
他人や環境のせいにするのではなく、創意工夫と自助努力によって富を引き寄せることが必要で、それは可能なことである。そうしたことを、星稜高校イレブンは教えてくれているのではないでしょうか。
もちろん、目に見えないところで、陰になり日向になりして、活躍を支えている人たちがいます。
それもまた「天は自ら助くるものを助く」で、自らの努力する姿勢が、そうした人たちを引き寄せていると考えることができます。
さて、2015年はわが国にとっても戦後70年という大きな節目の年です。
私たちは2009年の立党以来、我が国が未曾有の「国難」に見舞われているということを訴えてきたわけですが、延命治療によって小康を得ている程度であって、決して国難が終わったとは思えません。
この危難の時代、国内外に問題が山積しておりますが、日本という国が、その誇りを取り戻し、再び輝ける国になるかどうかは、まずもって私たち国民一人ひとりが、他人や環境のせいにするのではなく、自助努力し創意工夫する、その精神的態度にかかっていると思います。
一昨日、昨日と金沢市東長江、野々市市新庄にて、朝のご挨拶をさせていただきました。

金沢市東長江

野々市市新庄2丁目
下記をクリックすると、動画をご覧いただけます。
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自民党の谷垣禎一総裁は13日、記者会見し、菅直人首相との会談で、東日本大震災の復興支援財源確保のため、臨時増税の時限立法制定について、両党幹事長間で協議することを確認したと発表した。
【東日本大震災】臨時増税を協議へ、自民の谷垣総裁が明らかに – MSN産経ニュース
被害に遭われた皆様には、心からお見舞い申し上げますと共に、お亡くなりになられた皆様・ご家族様には衷心よりお悔やみ申し上げます。
また、被害者の皆さまが、一日も早く笑顔を取り戻される日が訪れ、物心両面において、再建なされますことを、心より祈念申し上げます。
私も微力ながら、幸福の科学グループ、幸福実現党を通じて、できるだけ復興を支援させていただきます。
民主党政権は、空港を閉鎖するとか、ダム建設を中止するなどして、公共事業を削ってきたが、今回の地震・津波の被害を教訓に、より積極的に、強力な、かつ未来型のインフラを構築すべきと思います。
これは、自民党政権時代からですが、90年代以降、こうしたインフラ整備は非常に縮小して来ています。
さて、そこへ、標記の自民党・谷垣総裁の発表には驚きました。
どさくさに紛れて、火事場泥棒的に増税をしようというようにも見えます。
復興支援のための財源が必要ということには異論はありませんが、「増税」で賄おうという考えには納得がいきません。
「時限立法なら大丈夫じゃないか」というかもしれませんが、増税に持っていきたくてしょうがない菅首相のことです。このまま国民が継続的に増税を容認したと都合のいいように解釈してしまうかもしれません。
そもそも、累進課税も、もともと第1次大戦当時のイギリスで戦費調達のための時限立法だったはずですが、いつの間にか恒久法になってしまいました。
大体、復興支援のお金がいくら必要と考えているのでしょうか?どこまでを復興と呼ぶかという定義によっても変わってくるかと思います。
私はこれは、税ではなく、「復興支援国債」でいいと思います。
取り急ぎデフレギャップ分の50兆円ほど起債すればいかがでしょうか。
この資金でもって、関東・東北に、前述の、強力で未来型のインフラをつくってしまうのです。
リニア新幹線を通してしまうのもいいでしょう。
「財政赤字…」という声が聞こえてきそうですが、
そもそも、税金は集める一方で、返さなくていいお金です。
返さなくていいと思うからこそ、無駄に使ったりもしてしまいがちです。
利子を付けて返さなければならないとなれば、必死で富を生み出す方途を考えなければいけな伊と思うのが、本来の姿ではないでしょうか。
政府は、非営利なのだから、利益が出なくても当然という甘えがあるのではないでしょうか。
もちろん、企業が手を出せない不採算部門(国防がその最たるものでしょう)は政府がやらなければならない仕事ですが、利益を生み出すことも積極的にやらなければならない。それは、政府に直接利益が入ってくるということだけではなく、民間企業が利益を増やし、結果として税収が増えるという意味での増収を図らなければならないということです。
「国債」=借金、というイメージが、どうしても嫌だというなら、「復興支援株」でもいいかも知れません。
とにかく、だれも反対できないような状況下で「増税」を既成事実化するような卑怯なことは、断じてやめていただきたいと思います。
政府は、企業なら当然やっているような、汗を流し、知恵を絞るべきところがまだまだたくさんあると思うのです。
それをせずに、お金が足りないから・必要だから・増税したいと言う。
そして、それに乗っかる自民党総裁。自民党はすでに、社会主義政党化しているといえるのではないでしょうか。
創意工夫や自助努力の価値を無視して、ただ持てる者からとればよい、という発想は、社会主義的な思考の最もいやらしいところです。
その根底には、富を憎む発想・豊かな者への嫉妬心があると思うのです。
不幸な災害を機に、我が国が、統制型の社会主義国家への道を歩むのではなく、危機をチャンスに変え、自由で、繁栄する未来社会へと変革してゆくことを、心から祈ります。




雪も、かなり消え、ふるさとにもようやく春が近づいてきました。
3月18日と、4月1日、実家のある白山市阿手町(旧鳥越村字阿手)に、少しの間だけですが、帰ってきました。
どちらも、まだ寒い日でした。
わたしはいま、同じ白山市日御子町に住んでいますが、いざ帰るとなると、なかなか実際以上に距離感があります。
「限界集落」という言い方は好きではありませんが、わが阿手町も、ごたぶんにもれず、わずか10軒ばかりの家が残るだけの限界集落になっています。
しかし、わたしはあきらめる必要はないと思っています。
かつて、鉱山があった当時には、この集落には100軒以上の家が立ち並んでいましたし、大日川ダムが建設されていたころは、お店も3件あり、まだかなりにぎわっていた記憶があります。
仕事があったからです。つまり、産業を興すこと。地域の特性を生かした産業は、創意工夫すればきっと生み出すことができます。
あと、情報は、現代では、インターネットなどの普及により、かなり便利になってきましたが、人の移動や物流など、現実にモノが移動するインフラも必要です。
産業を興すことと、自家用車だけではなく、公共交通機関の整備がセットで必要です。
これは、能登も白山麓も同じ事情だと思いますが、
例えば、金沢市内の職場に通えて、片町や香林坊でお酒を飲んでも帰ってこれる交通機関があれば、田舎で広い家に住めるメリットはかなり大きいのではないでしょうか?
では、どんな産業があるでしょうか?
もちろん、観光もあります。精密機械もいいと思います。ITもいい。思い切って、宇宙産業もいいかもしれません。
例えば、航空・防衛産業を小松市、IT産業を白山市、宇宙産業を能登、といったふうに産業を興し、石川県全体を、未来産業地帯にするとか。
あと、それぞれの産業が、他の産業と有機的に結びついて、非常に高い波及効果を生むように、それらをコーディネイトする人が必要です。
これは、決して夢物語でもなく、そういう気概と覚悟と熱意を把持し、努力していくことで実現可能であると思います。
実家近くにある、神社。幼いころは、境内で夏休みのラジオ体操や缶けり、変則ソフトボールなどをして遊んだものです。
峠の道から、大日スキー場を望む。



