以下、アサヒ・コムより引用。

「成仏するのは仏教だけ」小沢幹事長、改めて文明観披露
民主党の小沢一郎幹事長が16日の記者会見で、仏教観と文明観を改めて披露した。

 10日に和歌山県の高野山金剛峯寺を訪れた際に、キリスト教を「排他的」「独善的」と指摘。これに対し、「日本キリスト教連合会」が「キリスト教に対する一面的理解に基づく、それこそ『排他的』で『独善的』な発言」と抗議文を送っている。

 これを受けて小沢氏は16日、「(仏教の世界観では)生きながら仏にもなれるし、死ねば皆、仏様。ほかの宗教で、みんな神様になれるところがあるか。根本的な宗教哲学と人生観の違いを述べた」と説明。さらに、エベレストに挑んだ登山家の「そこに山があるから」という発言を引用し「西洋文明は自然も人間のために存在する考え方。(エベレストの)地元では霊峰としてあがめられて、征服しようという考え方はアジア人にはほとんどない」と語り、西洋思想は人間中心だが、東洋思想は人間が自然の一部だと強調。最後は「僕も君も、死にゃ仏になれるんだ、だから」と締めくくった。
http://www.asahi.com/politics/update/1116/TKY200911160351.html

なんという酷い(底の浅い)仏教観と文明観だろうか。
宗教家でもないあなたが、宗教観などを披瀝してどうするのか。

伝統仏教では、「天台本覚思想」が主流になっているから、「死ねばみんな仏様」という思想は、人口に膾炙しているが、もともとはあなたがお話になられた高野山金剛峰寺の教義ではそうではない。
空海は日本初の総合的思想体系と言われる「十住心論」において、人間精神の発展段階を10段階に分けて論じている。
仏教の開祖・釈尊は、悟りの段階として、預流、一来、不還、阿羅漢いう段階を説かれている(それぞれに、それに向かっている途中、その心境を得た段階として、向・果という段階があある。阿羅漢向、阿羅漢果という具合に)。

当時新興宗教として教勢を伸ばしてきた天台宗の最澄と、南都六宗の徳一との間で、三一権実論争(簡単にいえば、「死ねばみんな仏様になる」とした最澄の一乗思想と、悟りには声聞・縁覚・菩薩の三段階があるとした徳一の三乗思想の論争)が起き、結果的にその後隆盛した天台宗の一乗思想が主流となった。

しかし普通に考えれば、「死ねばみんな仏様」なら、努力する必要がないではないか。
お釈迦様のように悟りを求めて修行する必要もない。

なるほど、農家への個別所得補償なる、努力した人も努力しない人も平等に補償するという結果平等・悪平等政策の思想的背景にはこのような偏った仏教観があったのかと妙に納得した。

「日本キリスト教連合会」が「キリスト教に対する一面的理解に基づく、それこそ『排他的』で『独善的』な発言」と抗議したのは正鵠を得ている。仏教理解についても、独善的な解釈だ。

このような浅薄で偏った宗教観・文明観を持っている方が、その強大な権力を背景に、自分の気に食わない宗教を迫害するなどといったことのないように祈りたい。

以前のブログでも触れたが、それはまるで、かつてインドのアジャセ王子が、ダイバダッタと共謀して、仏陀を暗殺しようとしたことを髣髴させる。

せっかくの政治的力量を持っておられるのだから、真実の仏陀の教えを、虚心坦懐に学び、真に宗教的寛容の精神を身に付けられ、正しい方向へと政治的力量を発揮し、この国を導いていっていただきたいものだ。

誤った宗教観・文明観に基づいて、人々を誤った方向に導いていったならば、死後、残念ながら仏様になるどころではなく、その真逆の世界へ行ってしまうのだから。

以上、宗教家でもある筆者からご忠告申し上げます。


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