故ピーター・F・ドラッカー教授夫人のドリス・ドラッカー氏は、「生涯現役人生」のお手本のような方です。
ピーター・ドラッカー教授自身が、95歳で亡くなるまで、著述もされ、現役のコンサルタントでもあられた、「生涯現役人生」を全うされた方であるのですが、奥様はさらに上手のようです。
100歳を超えた今でも、自分で車を運転し、会社を経営し、テニスを楽しんでおられる。
彼女いわく、「ピーターは、本ばかり読んでいて、運動しなかったから、早死にしたのよ」。…
ドラッカー教授とて、登山がお好きだったので、運動と全く無関係だったわけではありません。

全く脱帽ですが、そんなドリス・ドラッカー氏から、「生涯現役」の秘訣を探ってみたいと思います。
参照:「100歳を迎えたドラッカー夫人が語る人生を楽しむ秘訣」(DIAMOND online) http://diamond.jp/articles/-/13029

彼女のようなスーパーウーマンと全く同じとはいきませんが、何らかの参考にはなると思います。

  • 適度な運動

もちろん、適度な運動は大切でしょう。
ドリスのようにはなかなかいかないかもしれませんが、ストレッチや体操など、日常使う筋肉とは違う部位の筋肉を使うことや、散歩などの有酸素運動は、その気になれば、何とかできるのではないかと思います。

  • 目標を持つ

「まだ登っていない山頂がたくさんある」「でも来年はきっと」。
登山家ファミリーであるドラッカー家は、ロッキー山脈に別荘を持っているそうですが、そこで夏を過ごして帰路につくとき、 「まだ登っていない山頂がたくさんある」「でも来年はきっと」と、ドリスは自分に言い聞かせていたそうです。

このように、登山に限らず、毎年毎年、自分なりの希望と目標を持ち続けることだと思います。

  • 信仰

そして、何らかの信仰が大切だと思います。
この記事では、彼女がインターネットで見つけたと言う、スコットランドの作家、ミラー・H・カルドウェル氏による次のような「祈り」が紹介されています。

神よ。
汝は、私が年老いていることを、そしていつの日か本当の年寄りになることを、私よりもよくご存知だ。
いかなる機会にも、ひとこと口出しせねばと考える、私の致命的な癖を遠ざけたまえ。
他人の煩いごとを、ことごとく正したくなる性癖から、私を解放したまえ。
思慮深く、しかし気分屋でなく、役立つが、専横でない人間たらんことを。
広大な知恵を蓄えながら、残念なことに、それを少しも使うことがなかった。

神よ。
私は最期には、ほんの一握りの友人だけが欲しい。
終わらぬディテールの独唱から、心を解き放たせたまえ。
そして要点に着地する翼を与えたまえ。
疼きや痛みが漏れる口をふさぎたまえ。
それらは増すばかりで、歳を重ねるにつれ、口にすることが甘美になるばかりだ。
代わりに、他人の痛みに耳を傾ける優美さを与えたまえ。
がまん強く、それに耐える力を与えたまえ。
時には自分が間違っていると悟る、輝かしい教訓を与えたまえ。
適度に素敵な人間であらんことを。
聖人になろうとは思わないが、他人が楽しめるような聖なる性質を与えたまえ。
人生からできるだけ長く楽しみを抽出し続けられるよう、助けたまえ。
私の人生の周りには、おかしなことがたくさんある。
みなとそれを分け合いたいのだ。

祈りは免疫力を高め、病気の治癒にも有効であるという報告もあります。
何らかの信仰を持つことは、「生涯現役」で、充実した人生を送る上で、とても重要なことのように思えます。
神仏を信じることは、神仏を自分の味方にすることでもあります。
「神仏が自分の味方であるならば、誰も自分を不幸にすることはできない」と信じることが、光明の人生を生きる秘訣でもあります。


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