昭和21年にPHP研究所を創設して以来、会長はその活動を進める過程で、この世の中に真の繁栄・平和・幸福を実現していくには、お互い人間の本質を正しく究め、それに則してものごとを考えていくことこそ肝要であることに思い至った。

これまで人類が、常に繁栄・平和・幸福を求めながら、幾たびとなく争いを繰り返し、あるいは苦悩にあえぎ、貧困に陥りつつ、今日に至っているのは、結局お互いが人間の本質を的確に把握していないからではないかと考えたのである。

そこで、会長は、PHP研究の基本の課題の1つとして、人間とはどういうものかの解明、つまり新しい人間観の確立を掲げ、20年以上にわたって衆知を集めつつ検討、研究を重ねてきたが、昭和47年8月、そうした衆知の所産ともいうべき成果を「人間を考える-新しい人間観の提唱」として発刊した。

宇宙における生成発展の理法に始まり、万物の王者ともいうべき人間の天命の偉大さとその自覚実践の意義、さらに衆知を生かすことの大切さを説くこの書は、万国博を境に急速な転換を迫られて、混迷の度を加える世にあって、読者に感銘を与えた。なお、同書は、昭和50年2月、「真の人間道を求めて」を収録し、「人間を考える」として再刊された。

松下幸之助の生涯:141. 「人間を考える」を発刊 1972年(昭和47年) | 会社情報 | パナソニック企業情報 | Panasonic

30数年前、高校時代、高校の図書館で偶然見つけた書籍です。
中学時代、「ノストラダムスの予言」が流行ったこともあってか、私は、かなりネガティブな人生観・世界観を持っていたように思います。
石油も、当時はあと30年ぐらいで枯渇すると言われていたように思いますし、自動車の排ガス規制も厳しくなっていた時代です。
戦争を繰り返している人類、動植物など、他の生命を奪わねば生きていけない存在。
ノストラダムスの終末予言は信じる気がしませんでしたが、人類はいつか滅亡するのではないだろうか、という漠然とした不安がいつも付きまとっていたように思います。

そんな時代に出会ったのが、本書です。
ある意味で、自分自身の人間観がひっくり返されました。

「宇宙に存在するすべてのものは、つねに生成し、たえず発展する。万物は日に新たであり、生成発展は自然の理法である。
人間には、この宇宙の動きに順応しつつ万物を支配する力が、その本性として与えられている。人間は、たえず生成発展する宇宙に君臨し、宇宙にひそむ偉大なる力を開発し、万物に与えられたるそれぞれの本質を見出しながら、これを生かし活用することによって、物心一如の繁栄を生み出すことができるのである。
かかる人間の特性は、自然の理法によって与えられた天命である。
この天命が与えられているために、人間は万物の王者となり、その支配者となる。…」

私が抱いていた、ネガティブな人間観・世界観とは真逆の、力強い、積極的で、しかも責任感に満ちた人間観が提唱されていました。

人間を神の子・仏の子とみる幸福の科学の教えとも一致するものであり、私が幸福の科学と出会う端緒となった人間観であったとも言えます。

世界は、サブプライム・ローンの破たん、リーマン・ショック、ギリシャ危機など、打ち続く経済不況、テロや紛争、革命も頻発し、大変な闇が近づいているかのように見えます。

日本においては、東日本大震災、その津波による福島原発の事故。
世界も、日本も、暗い世相です。

改めて、PHP文庫となって再刊されている同書を読み返してみました。
終末を予感させるようないまの時世だからこそ、改めて必要な人間観だと思いました。

震災を「天罰」と受け止め、滅びへの予兆と考える必要はまったくないと思います。
人間を超えた存在を認めるという意味で「天罰」もありえると捉えるのは構わないと思いますが、そうした天意は、あくまでも「警告」と受け止めたいものです。
ときには、厳しい父親が、過ちを犯そうとしている子を敢えて叱って教導するようなものでしょうか。

しかし、人類がこのまま滅びに至ることは、決して天意ではないでしょう。

生成発展している宇宙のなかにおいて、人間は万物の王者として、困難を乗り越えて、真の繁栄を生み出す天命を果たすべきだと思います。

王者であるということは、傲慢であっていいということを意味しません。
むしろ、王者であるが故の責任、ノブレス・オブリッジを果たすことを求められているのだと思います。

被災された皆様方には、大変お気の毒に思います。
打ちひしがれた人々を勇気づけ、希望を抱いていただくためにも、いたずらに悲観的な情報を流すのではなく、このような力強く積極的な人間観に基づいて、この不幸をバネとして、さらなる繁栄を実現していこうという力強い意志ではないでしょうか。

いかなる災厄が訪れようとも、それは決してこの世の終わりではありません。
必ず、それをバネとして、以前にも増した繁栄を実現すること、それこそが、真の王者たる人間に課せられた天命であることを信じて止みません。


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